大正製薬/ヘルス&ビューティ研究所
report10 プルーン研究室
プルーンは栄養豊富!
食物繊維でスッキリ
不足しがちなミネラルも
若さを保つ抗酸化力
可能性を秘めた果実
プルーンは栄養豊富!

プルーンってどんな果物?
2000年以上の古い歴史
驚きの栄養バランス

■ プルーンってどんな果物?
プルーンは西洋すももの一種で、バラ科サクラ属の果樹。数百種類もあるその品種の中でも、種付きのまま乾燥させても発酵せずに「ドライフルーツ」として食べられるものが、一般的にプルーンと呼ばれています。

生のすももは「プラム」と呼ばれますが、この「プラム」も「プルーン」も、名前の語源はギリシャ語の「プロウノン(PROUNONもしくはPROUMNON)」と言われます。ちなみに、英語の動詞としての「プルーン(PRUNE)」には、「余分なものを取り除く」という意味もあるとか。

プルーンの木は、春先に梅に似た白い花をつけ、やがて緑色の小さな実を結び、8月頃にはきれいな青紫色に完熟すると言われます。酸味が控えめで甘みが強く、かぐわしい香りが特長です。プルーンは雨に弱いため、日本では、長野県の一部など比較的雨の少ない地域でのみ栽培されています。 果物の中でもとりわけ、鉄分をはじめとしたミネラル類、ビタミン類、食物繊維などを多く含んでいるため、その高い栄養価から「ミラクルフルーツ」「驚異の果実」「奇跡の果実」「生命の実」などと言われています。

■ 2000年以上の古い歴史
プルーンのふるさとは、西アジアの黒海とカスピ海の間に位置するコーカサス地方。この地は、昔から長寿で健康な人が多いと世界的にも有名です。 乾燥させたプルーンは、保存性にも優れていることから、交易のために移動する商人たち(隊商)の携帯食としても重宝されたと言われます。

商人によってヨーロッパへ持ち込まれたプルーンは、南フランスなどでも盛んに栽培され、人々に親しまれるようになりました。今から2000年ほど前のローマ帝国初期、学者であり政治家であったプリニウスが著した「博物誌」には、すでにプルーンの栽培についての記述があるそうです。

やがて大航海時代、アメリカ大陸が発見されると、ヨーロッパの移民とともにプルーンはアメリカへ渡りました。19世紀中頃、フランス人のルイ・ペリエが、カリフォルニアにプルーンの苗木を移植したと言われます。その後、幾度も品質改良を繰り返し、現在では、カリフォルニアは世界最大のプルーンの産地として知られるようになりました。その生産量は、世界の約70%を占めていると言われています。

■ 驚きの栄養バランス
プルーンは、生のままで食べてもドライフルーツにしても栄養価の高い果実。お腹の環境を整える「食物繊維」はもちろん、美肌を保つ「ビタミン」や、からだの調子を維持する「ミネラル」など、さまざまな種類の栄養をもっています。

例えば、ビタミンの中では、肌を健やかに保つビタミンA、コラーゲンの生成に欠かせない抗酸化作用をもつビタミンE、代謝に関与するビタミンB群などが含まれています。ミネラルとしては、貧血を予防する鉄分、血圧の上昇を抑えるカリウム、新陳代謝に関わり正常な味覚を保つ亜鉛、筋肉の動きや体内の代謝に関わるマグネシウム、骨や歯をつくるカルシウムなど。さらに、近年話題の「ポリフェノール」も豊富に含まれていますので、老化や病気の元となる「活性酸素」を抑える働きにも期待がもてます。欧米では、生活の知恵から、1日のはじまりとなる朝食に栄養豊富なプルーンを食べる習慣が根付いているとか。皆さまも、毎日の生活にプルーンのチカラを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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